★★★★☆

映画「君の名前で僕を呼んで」のあらすじとレビュー

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「ひと夏の恋」と「父と息子」の愛の物語。
父が教授であるエリオの家には、夏休みになると毎年大学院生が泊まり込みで研修にやってくる。とある夏休みに研修に来たアメリカ人の男子学生オリヴァーと17歳の男の子エリオは恋に落ちてしまう。イタリアの緑生い茂る果樹園からアプリコットをもぎ取ったり、自転車でただひたすら田舎道を走ったり、早朝の川に泳ぎに行ったりと、二人の関係をこれでもかと美しく描いている。好きな人とこんな夏を過ごしたら一生忘れない宝物だよなぁと思ってしまった。夏休みが終わり、好きな人との別れに沈んでいたエリオが父親と二人きりで話す場面があるのだけど、それが本当に感動的で、このラスト10分が一番心に残っている。「悲しみから早く立ち直ろうと焦って人は心をすり減らし、30歳までになくしてしまう」「感情を無視して、その果てに何も感じなくなる。悲しみや苦しさを殺してはいけないよ。」「人生どう生きるかはお前の問題だけど、心も体も与えられるのは一度きりなんだ。」…ゲイだと父親にばれて説教されるパターンかと思いきや、逆に肯定し、愛のいっぱい詰まったアドバイスを父親はくれるのだった。愛にあふれた優しい映画。超おすすめ。

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