妻の遺産を目当てに、夫が殺人を計画するのだが、果たしてうまくいくのか…?こんなありきたりのプロットだし、半世紀以上も前にリリースされた古い映画だから、正直どうかなぁ?と、あんまり期待していなかったけど、これは面白い。大体古い映画って、今出ているものの元になってる感じがあって、既視感満載なものが多いんだけど、これは最後までドキドキ、ハラハラして観られた!「立体映画の先駆け的作品」らしく、確かに映像の所々に違和感があるけど、それでも心を持っていかれるのは、現代の映像美に劣らないプロットの面白さがあるから。ヒッチコック監督の作品をもっと見てみたいと思わせる映画。おすすめ。