★★★★☆

映画「間奏曲はパリで」のあらすじとレビュー

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総合評価
女優がキュート
プロット
美しい風景の裏側

子供が独立して、夫婦二人きりの単調な田舎の生活に魔が差し、ちょっとパリで遊んじゃう奥さんを描いた作品。この「スパイス」によって、夫婦生活に新鮮さが戻るといった面白い設定だ。結婚生活長いと、まぁ色々あるけど、どうにかやっていくんだよね的な平和な映画。「間奏曲はパリで」この題名をつけた人、センスいいよね。

この映画は、よくある「一晩の過ち」から結婚生活がみるみる崩れていくといった作品ではなく、むしろ、このくらいのスパイスがないと、結婚生活を長く続けることって、なかなか難しいよねと、夫婦のリアルを写している。
夫婦って、どんなに一緒にいる時間が長くなろうとも、継続的にお互いを思いやる「努力」をしないと、心地よい毎日は続かない。それは頭では分かってはいるんだけど、人間の性質上、慣れが出てきて、そういう努力がどうしても、なーなーになってきてしまう時期って来るよね。そういった結婚生活のマイナスの側面を、とてもキュートに年を重ねた女優さんを通して、全体的に重くなりすぎず、明るめのタッチで美しく描いている。

映画のラストがとても印象的で、「やっぱり、夫婦っていいよね~」と思わせるような、二人でのんびり過ごす、平和で美しい風景で、幕を閉じる。だけど、この美しい風景も、人生の「スパイス」がなければ、見られなかったものだったのかも…と思うと、なかなか考えられさせられた。

フランス人は何歳になっても恋をして、浮気は珍しくないと聞いたことがある。それについて、特に賛成!!とは思わないけど、長い夫婦生活を続けるうえで、何かしらの工夫は絶対に必要なわけで、その一つの選択肢として悪くはないのかも?映画を観た後、そう思ってしまった。

慣れ合いの夫婦生活にホトホト疲れている人におすすめの映画。いい息抜きになると思う。夫婦生活のネガティブな側面を美しく映した不思議な作品である。

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